中高6年間を通じて大きく成長したと感じるのは、自己表現とチームワークの力です。昭和学院では、自分の意見をみんなの前で話したり、生徒自身で調べ、グループごとに発表したりする機会が数多くあります。まとめ役、そしてそれをサポートする役割、平等に意見を聞く姿勢やわかりやすく伝える必要性など、たくさんのことを学びました。先生が用意してくださった環境の中で、自分たちで考えながらベストを尽くし取り組む姿勢は、文化祭のような行事でも果敢に発揮できたと思います。
ネイティブの先生が多いおかげで英語が大好きに。授業では全員にしゃべるチャンスがあり、現地学校のような体験でした。卒業後はオーストラリアで動物看護を学びます。日本ではまだ新しい国家資格ですが、より先進的な場を目指し留学を決意。進路を決めるにあたっては担任の先生やネイティブの先生にもアドバイスをいただきました。サポートしてくれる人が身近にいる安心感で、留学という大きな決断も焦らずじっくり考えられたと思います。今後はさらに自己成長を続け、世界的な視野を身につけていきたいです。
私が3年間を過ごしたTAコースは、少人数だからこその一体感と親密な雰囲気。この先も長く付き合っていきたい友人や信頼できる先生に出会えたことに感謝しています。同じクラスには、全国を舞台に活躍する部活に励む人、趣味を極める人など多種多様な人がいます。そういった、さまざまな人と関わり合えるのも昭和学院の魅力です。自分とはまったく違うフィールドであっても、同じように頑張っている人を見ると大きな励みになりますし、受験勉強の時期は、みんなそれぞれに向かって勉強をしている姿に「ひとりじゃない」と強い気持ちをもらいました。
以前は人前で話したり、リーダー的な役割をするのに苦手意識がありましたが、学級長や中央委員会などを任せてもらう機会に恵まれ、少しずつ抵抗が薄れていきました。自分ひとりでは気づけなかった、新しい一面を引き出してもらえたと感じています。今、興味があるのはお金の動きを通じて、世の中を深く知ること。公認会計士の合格も目標のひとつです。将来は、所得格差をはじめとする社会問題と向き合い、社会の関わりの中で人の役に立つことを目指したいです。
小学校から続けてきたハンドボールを、より高いレベルで挑戦したいと選んだ昭和学院。部活と学業を両立できる環境は、自分にぴったりだと感じました。練習場やトレーニングルームも充実していますし、初心者も経験者も一緒に頑張れるいい雰囲気です。部活ではさまざまな大会を経験しましたが、自分を成長させてくれたのは日々の練習だと感じています。チームの一員として、自分にできることを考えた3年間は大きな糧であり、コツコツ努力を積み重ねたからこそ、大会という大舞台での喜びを得られました。
大きな目標を立て、そのために今すべきことは何か。この部活で学んだ考え方と計画性が、学習面でも役立ちました。受験勉強を本格的にスタートしたのは高3の夏でしたが、目標をはっきりとさせることで、まず何から始めるべきか先生と話し合い、アドバイスをいただきました。手厚い指導と、細やかなサポートは、昭和学院の大きな強みであり、合格への道筋を作っていけたと感じています。私の原風景は、幼い頃に住んでいた九州の豊かな森林。農学部で学び、将来は日本の森林風景を守り、未来につないでいきたいです。