理事長・学校長挨拶

理事長挨拶

社会から求められる人材を育む

理事長 山本 徹

 本学院は昭和15年の創立以来、「明敏謙譲」の建学の精神のもと、長い歴史を歩んで参りました。この精神は、今後も変わらず「不易」のものとして理想の人間像を求める本校の教育の中で実践して参ります。また、国際化、人工知能の実用化、宇宙開発の発展、少子高齢化など常に変化し続ける時代の中で、高い志を掲げ、時代を牽引する若者を育てることも社会では求められています。それらに応えるため、私どもは日々研鑽を重ね、ご家庭や地域社会と連携してより良い教育内容と教育環境を提供できるよう、鋭意努力しております。

 これらの「不易」と「流行」を踏まえた教育活動の中で、本校の生徒たちは確かな学力を身につけるべく学習に励み、進学実績も年々向上しております。また、全国レベルで活躍する部活動で心身を鍛錬し、インターハイ、全国大会に出場する生徒が多くおります。生徒たちはそれぞれに自己実現を果たそうと意欲的に活動しています。

学校長挨拶

Message for you

学校長 大井 俊博

令和5年度がスタートしました。新型コロナウイルスの感染拡大により活動の自粛を余儀なくされていた学校生活も徐々にではありますが、普段通りの姿へと戻ってきました。コロナ禍においても本校では、生徒たちの「学びの歩み」を止めることが絶対あってはならないという信念のもと、教職員が一丸となって教育活動に取り組んでまいりました。この学校としての覚悟を継続し、今年度もフレキシブルにクリエイティブに進化・深化し続けることを、まず最初に、昭和学院はお誓い申し上げます。
 さて、平素より私が言い続けていることに、「昭和学院は金太郎あめのような生徒たちは育成しない」ということがあります。そのために中学・高校ともに特色ある入試を行い、可能性を秘めた潜在能力を開花できそうな生徒の皆さんに入学していただいております。 その結果、本校ではノビノビ・イキイキと自分の「好きなこと」を徹底的に打ち込む生徒たちに満ち溢れています。具体的には、スポーツ・文化芸術部門で全国的に活躍する生徒、高い志を掲げ、それに向かって一心不乱に勉学に励む生徒、学校行事や生徒会活動・委員会活動などに高いリーダーシップを発揮する生徒、自分の趣味や特技を極め、世界に羽ばたき活躍する生徒、ボランティア活動を献身的に続ける生徒、そして、友達を大切にし協力して何かを創りあげようと努力する生徒など、豊かな個性・感性を持ち、能力・適性に優れた生徒たちが数多くおり、私は彼らを「タレント」と呼んでいます。本校には、真摯に取り組むことのできる数多くのステージが用意され、素直さを持ったタレントが日々活躍しています。
 次に、本校には「三つの宝」があり、これは、本校の「誇り」でもあります。
 一つ目の宝は、学習や学校行事、部活動や委員会活動などに、素直に一生懸命取り組む「生徒たち」です。 二つ目の宝は、頑張る生徒たちを、深い愛情と熱い情熱で導きとおす「教師たち」です。 三つ目の宝は、頑張る生徒たちと、生徒たちを全面的に支援する教師との「信頼関係の構築」 です。
 以上の「三つの宝」を大切にし、本校は、生徒と教師が一体となった真摯でアクティブな 教育活動を展開しております。
 また、「本校で育成したい生徒」は、
①自ら考え、自ら学び、自ら行動できる生徒 
②高い志を持ち、学習やスポーツ、文化活動に励む「文武両道」を目指す生徒 
③自らを律することができ、人を思いやることのできる人間性豊かな生徒、以上の三つです。
 結びに、本校は中高一貫教育校ですので、中学からの生徒は6年間、高校からの生徒は3年間、一人ひとりの自己実現のため、また、高校3年生での進路希望実現のため、「チーム昭和」を合言葉に教職員一丸となったきめ細かで丁寧な指導を徹底してまいります。
 皆さんも 昭和学院で、明るく、そして、ノビノビ・イキイキと「自分磨き」にチャレンジしてみませんか?