2023.08.29
【高校】生徒たち大活躍のオープンスクール

7月29日(土)と8月26日(土)の2日間に、高校のオープンスクールを開催しました。参加者のみなさんは、まず伊藤記念ホールにて吹奏楽部によるウェルカムパフォーマンス・全体説明会に参加した後、授業体験や校舎見学、個別相談などに参加しました。

説明会では、司会進行の生徒のもと、各コースの説明では在校生が登場し、生徒目線で見たコースの特徴や面白さ、雰囲気などを話してくれました。GAコースの生徒からは「将来やりたいことが決まっていない方も、将来の夢が決まっている方も、GAコースで幅広く学び、いろいろなことにチャレンジして自分が進みたい道を見つけませんか」とのメッセージがあり、TAコースの生徒は、司会進行の生徒と質疑応答形式でTAコースでの学びや普段の様子などを話してくれました。SAコースの生徒は、現在行っている植物遺伝学の研究について話してくれました。シロイヌナズナという植物の変異体を研究していくため、シロイヌナズナを使ってDNA検出したり、PCR法を用いてDNAを増幅して電気泳動をする予定でいるなど、まさに科学のロマンを楽しく追いかけている様子が紹介されました。AAコースの生徒からは、「一人のクラスメイトの挑戦をみんなで応援できる素晴らしい人たちに出会うことができて本当にうれしいです」とコースを通して出会った素晴らしい仲間との体験を教えてくれました。

IAコースからは3年生3人が登場し、1学期に実施したフードバンクについてプレゼンテーションを行いました。
日頃から子どもや教育に関心のあった生徒が部活動での活動から地域における居場所作りに興味を持ち、子どものための居場所としての子ども食堂の可能性に着目。学校から近くにある「東菅野つなぐ食堂」さんに自分たちで連絡をとり、また高校生でもできる支援としてフードバンク(家庭にある食品などを必要としている家庭に届ける仕組み)を学校で実施し、合計90キロを超える食品を寄付することができました。協力いただいた昭和学院の生徒・保護者のみなさんにアンケート調査を実施し、その結果から「人のためになることをしたい人はたくさんいるが、一人では行動できない。学校での寄付活動はそんなハードルを取り払うことができる。」「常に人が集まる学校は継続的な寄付活動に適した場所である。」などの結論を導きました。また、自分たちの小さな思いや行動が周囲の人々を動かし、それが大きなうねりとなって子ども食堂への支援につながったことは、生徒にとって喜びと同時にたくさんの人に支えていただいた、という感謝の気持ちを感じることができた体験となりました。

生徒が作成したスライドはこちらから日本語版英語版がご覧いただけます。

説明会の後には、英語・国語・数学・理科・社会・情報の中から選択した授業に参加し、高校での学びの一部を体験しました。その後、施設見学に参加し、希望の方を対象に個別相談も実施しました。個別相談のブースでは在校生が誘導などを担当しました。てきぱきと自分たちで役割を把握して動いている様子がとても頼もしく、また待っている方や個別相談が終わった方に積極的に声をかけている様子が見られました。

9月以降も学校説明会が開催されますが、こちらも生徒たちが活躍します。また土曜日の午前中開催のため、授業を受けている生徒の様子などもご覧いただける会となりますので、ぜひご参加ください。スケジュールについてはこちらからご覧いただけます。(詳細は決定次第、順次アップしてまいります)