2022.10.17
本校の神山知徳教諭(社会科)が「歴史地理教育」最新号に寄稿しました(2022/10/17)

「歴史地理教育」最新号(10月号)に本校の神山知徳教諭(社会科)の「日本史Bから日本史探究へー高校日本史の教科書はどう変わったか」と題した記事が掲載されています。

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新学習指導要領のもと、今年度から新科目「歴史総合」が実施され始め、次年度からは「日本史探究」も実施が始まります。

従来、歴史というと「暗記教科」というイメージをお持ちの方も多かったかもしれませんが、昨今の教育改革の中で、「知識を覚える授業から、知識を活用する授業へ」「内容重視から、身につけるべき資質・能力重視へ」と大きく舵が切られています

しかしながら、まだまだ日本の教育現場では悩んでいる先生方が多いのが実情です。

そのような中、神山教諭はこの記事のなかで、教科書の比較を通して、「覚える教科書から気づき調べる教科書へ」の転換を指摘した上で、

・「歴史を学ぶ」から「歴史で学ぶ」への転換

・「教科書を学ぶ」から「教科書で学ぶ」への転換

・定期考査一辺倒の評価から、考査そのものも工夫しつつ、多様な評価を行う重要性

などを提言しています。

 

 

時代が目まぐるしく変化する現代社会において、長らく変わってこなかった教育界はどうあるべきなのか。

生徒たちと、そして教科と真摯に向き合いながら、教職員一同研鑽を続けていきたいと思います。