〈進研Vもぎ「県立そっくりもぎ(11/3)受験の皆さんへ」〉
昭和学院高等学校(平成25年度入試 数学)
右図のように、放物線 y=aχ2 と直線 y=bχ+4 が2点P,Qで交わっている。
点Pの座標が(-2,8)であるとき、次の問いに答えよ。
(1)a,bの値を求めよ。
(2)点Qの座標を求めよ。
(3)点Qを通って△OPQの面積を2等分する直線の式
を求めよ。
[答] (1)a=2、b=-2
(2)Q(1,2)
(3)y=-χ+3
〈解説〉
(1)放物線y=aχ2 が点P(-2,8)を通るので
8=a×(-2)2 a=2
直線 y=bχ+4も点P(-2,8)を通るので
8=b×(-2)+4 b=-2
(2)放物線y=2χ2 と直線y=-2x+4の交点を求め
る。
2χ2 =-2χ+4 2χ2 +2χ-4=0
両辺を2で割って χ2 + χ-2=0
(χ+2)(χ-1)=0 χ=-2、1
y=-2×(-2)+4より y=8
y=-2×( 1)+4より y=2
点P(-2,8) 点Q(1,2)
(3)△OPQの面積を2等分する直線は、線分OPの中点(-1,4)と点Q(1,2)の2つの点を
通る直線である。
求める直線をy=cχ+dとすると中点(-1,4)を通るので
4=c×(-1)+d 4=-c+d・・・①
点Q(1,2)を通ることより
2=c×1+d 2= c+d・・・②
①、②より c=-1、d=3
直線の式 y=-χ+3