2024.12.09
~未来を切り拓く学びの扉-プロフェッサー・ビジットが開かれました(令和6年11月25日)~

 11月25日、高2AAコース理系クラスを対象に、「プロフェッサー・ビジット」(朝日新聞社主催・代々木ゼミナール協賛)が行われました。これは、大学の最先端の授業を高校生が体験するプログラムです。この日の授業は、東京理科大学理学部数学科の大山口菜都美准教授による「結び目を通して学ぶ柔らかい幾何学」でした。「メビウスフラワーを作ろう」というワークショップから始まり、トポロジーや結び目理論について講義がありました。

 

<メビウスフラワーについて>

  授業では、結び目理論の目的やDNAの研究などに理論が応用されていることについてもお話があり、教わった結び目理論を応用した「領域選択ゲーム」も楽しみました。最後に大山口先生から「数学は将来どのようなキャリアパスを辿ったとしても活きる力。数学的・論理的な思考ができることが大切」、「身近なテーマや素朴な疑問が新たな研究に繋がる。自分だけのとっておきをみつけてほしい」というお話がありました。

参加した生徒の皆さんの感想を一部紹介します。

・身の回りのものがなんでも数学になってしまうんだなと知って面白かった。すごい楽しくて興味を持ちました!

・大学の授業を見たことがなく、何も知らなかったまま授業を受けました。高校の授業とは違い、難しい話で授業というよりも研究に近い感じでした。僕も理工学部系の学部に興味があるので、将来の選択を決める上でもとても貴重な授業でした。

・メビウスの帯の話や結び目理論、同相の考え方が面白いなと思った。同じように見えても捻り方が違うだけで形が変わったり色んな法則みたいなものがあったりして、考えるのが楽しかった。

 

 <トポロジーについて>

 授業に続いて、代々木ゼミナールの教育情報室の方による「受験対策ミニ講座」がありました。志望校選択に向けて、年内入試の現状や一般選抜での注意点、英語外部試験利用入試、共通テストについてなど様々な情報をコンパクトに伝えていただきました。

こちらも、参加した生徒の皆さんの感想を一部紹介します。

・改めて大学の受験で大切なことを確認でき、また、表などの受験に関するデータを見てとても参考になりました。早めに受験の対策について考えなければいけないなと感じました。

・大学の決め方や総合型などをあまり理解していなかったのでわかりやすく説明してくれて助かりました。このことを生かしてしっかりと大学選びをしていきたいです。

・志望校の決め方や試験の方式など、受験について理解を深めることができた。卒業後の進路や総合型の割合なども知ることができてよかった。

 

「プロフェッサー・ビジット」の様子は、「朝日新聞」(令和6年12月4日朝刊)の「千葉版」に紹介されました。あわせてご覧いただければ幸いです。