高２IAコース海外修学旅行のPioneerとして、2年B組21名が11月5日(土)～13日(日)にボストン語学研修に参加しました。宿泊地はマサチューセッツ州のHi Bostonというホステルで、そこには多様な国籍の方がおり、2階のラウンジで生徒たちは彼らと積極的にコミュニケーションを図っていました。

　午前中はハーバードにあるKaplan語学学校に通い、生徒は英語レベルに応じたクラスに配属され異国の学生とともに英語を学んでいました。午後はハーバードビジネススクールの日本人学生と交流、MITのキャンパスツアーなど、生徒は目を輝かせながら海外大学の雰囲気を味わっていたのが印象的でした。

　ハーバードビジネススクールの学生からは多くのことを学びました。ある学生から「何かを成し遂げる原動力は〈〇〇になりたい〉という強い想いである。自分の可能性を信じ、挑戦することである。」という話がありました。ありきたりな言葉に聞こえるかもしれませんが、彼の言葉を生徒たちは噛みしめていた様子でした。また別の学生からは「これからもずっと大切になるのが、〈人間力〉である。周りからこのリーダーについていきたいと思われる〈人間力〉を養ってほしい。」という言葉がありました。学生たちの思いを生徒たちは深く受け止め、自分のことだけでなく周囲のために何かをしようという意識をもち、お互いを思いやりながら研修に参加していました。

　今回の研修は、単に「語学力の向上」や「楽しい海外体験」の一言では収まるものではなく、生徒たちの将来の可能性を大きく拡げる「きっかけ」となる9日間となりました。この貴重な経験を生かし、今後の学校生活、さらに希望進路の実現に向けてさらなる飛躍を期待しています。