中学1年生は2学期の探究の時間に、寄付の教室を実施してきました。
生徒たちは、9月に渋澤健・鵜尾雅隆共著の『寄付をしてみよう、と思ったら読む本』を紹介しているYoutube動画を見て寄付やお金について漠然と考え始め、10月からは自分で興味のある団体を探し始めました。さまざまなカテゴリの団体もこちらから紹介して団体についてどうやって調べればいいのかなどを学び、11月には支援しようと決めた団体についてのポスターを作成。12月以降は実際の寄付活動をやってみよう、ということで、どの方法であれば自分は寄付ができるかを考えました。生徒たちは「家庭に相談してお金の寄付をする」「自分の持っているものを売ってお金を作る」「ポスターなどを作って本や書き損じハガキを回収してそれで寄付をする」「自動販売機を寄付つきにしてもらえないか学校と交渉する」など様々なアイディアを考えました。
学校で行われる寄付は、募金などを中心として珍しくはありません。しかし寄付について考えたり、自分で寄付先を決める体験をするチャンスは実は多くないのが現状です。そこで、私たちはこの授業を「寄付月間」の賛同企画として登録しました。寄付月間とは、日本の中に寄付の文化を醸成し、企業・NPO・行政・学校・個人などがみんなで手をとりあって12月に寄付の活動を行うことで、社会にインパクトを与え、寄付について一緒に考えようというプロジェクトです。(詳細はこちらからどうぞ)
12月の最後の授業では、同じく寄付月間の賛同企画となっている「#寄付について考える」に参加する準備をしました。このキャンペーンは、noteという仕組みに「#寄付について考える」というハッシュタグをつけて投稿することで、寄付のことをどんな風に感じたのかということを共有できるようになっています。生徒たちは自分たちがこれまで学んだことや、疑問に思っていることなどを思い思いに記しました。各クラス毎にnoteのアカウントを取得し準備できたところからアップしています。ぜひお読みください。
1年1組のnote 1年2組のnote 1年3組のnote 1年4組のnote
1月29日には探究フェスティバルというイベントがあります。ここでまた、生徒たちの寄付活動や、活動を通じて感じたことなどをみなさんに共有したいと思っております。詳細が決まりましたらまたご連絡いたしますので、お楽しみに!