6月2日(水)6時間目に全校生徒を対象にSGアカデミーちきゅう講座第1回「日本から見た世界 世界から見た日本」を開催しました。また希望者を対象に、放課後に講師の方との座談会を開催しました。
社会で活躍するための土台となる幅広い教養を養うため、昭和学院ではSGアカデミーを展開していますが、今年度から新しく「ちきゅう講座」をスタートさせ、特に地球規模でグローバルに活躍されいてる方や世界に視野を広げさせてくれる方などをお呼びしています。
第1回目は、 APU(立命館アジア太平洋大学 )の東京オフィス室長 伊藤健志氏をお迎えしました。APUは100カ国を超える国・地域から学生や教職員が集まり、学生の約半分が国際学生という国内屈指のグローバル大学です。世界中を渡り歩いた経験から、日本と世界で語られるグローバルの文脈に違いがあることに気づき、日本の「当たり前」が世界でどう捉えられているか、世界の「当たり前」は何か、などをお話くださいました。
マスメディアの国別信頼度比較からクリティカルシンキングの必要性を考えたり、海外メディアで取り上げられる日本を見な世界がどう日本をみているかを多角的に捉えたり、海外と日本の英語力を比較しながら、英語を学ぶことの意義を考えたりしました。驚き、悩み、そして焦りながらも、自分たちに今、何ができるのかを必死に考えた1時間でした。終了後の感想を一部ご紹介します。
今の時代や、これからの時代に合った柔軟な考え方を身につけたい。他国人との会話の中で、さまざまな「ずれ」について考えていければいいなと思う。批判的な考え方と肯定的な考え方の二つを持ち合わせて、人との会話の中で生かしていければいいなと思う。僕たちの世代がこれからの時代に合った考え方を身につければ、僕たちが社会に出た時、今とは違う考え方で物事を進めていくことができる。今から少しずつ変えていけば日本はより良い国になると思うし、今日の内容を生かすことができると思う。