日本選手がめざましい活躍をしたリオデジャネイロ・オリンピックで，新体操・日本代表団体チーム「フェアリージャパン」の一員として素晴らしい演技をみせてくれた横田葵子さん（本年3月卒業）の入賞報告会と国民体育大会出場選手壮行式が行われました。

　オリンピック8位の賞状披露の後，校長先生よりチーム最年少の出場で大変だったと思いますが，このオリンピックで困難を乗り越えて頑張ったことが自信につながったはずです。2020年の東京オリンピックでは、さらに新体操の技を磨き、チームの主力として活躍してくださいとの応援メッセージがありました。

　横田葵子さんからは，最後まであきらめず日本チームらしく演技したこと，ナショナルチームに入ってあまり登校できなくなってもオフの日に登校したとき，友達や先生に元気をもらってここまでやってこれたこと，最後まで自分のやるべきことをすべて練習で出し，誰にも負けず最後までメンバー争いをしたこと，その結果メンバーとしてオリンピックに出場できたことなど、喜びや苦労を熱く語ってくれました。最後に後輩の全校生徒にむけた「あきらめなければ夢は必ず叶う！」という横田さんの言葉は，生徒の胸に深く響いたと思います。

　オリンピック入賞報告会の後は，国民体育大会に出場する選手の壮行式が行われました。今回は少年女子に新体操・ソフトテニスの2部が出場します。

　新体操　　　　吉越・財津・堂園・志間・石井・又吉・岩沢

　ソフトテニス　芝崎・肥後・松尾・永井・安田・樫山

　新体操部監督からは個人・団体完全優勝を，ソフトテニス部監督からは，ベスト8以上の壁を越えて第1位を目指すとの力強い言葉がありました。校長先生からは全生徒，全職員が応援しているという気持ちを忘れず，是非悔いの残らないように，無心に一心不乱に大きな目標に近づいてほしいとの激励がありました。最後の結びの言葉は、「全国制覇を目指す！全校みんなで応援しよう！」でした。

　なお水泳競技は、会期前競技として一足先に実施されました。本学院高校2年生の徳永美緒選手は，少年女子400mメドレーリレーに千葉県チームの一員として出場し、見事第1位に入り、金メダルに輝きました。選手・コーチ・関係者の皆さま，おめでとうございます。