2017.03.09
~第68回高等学校卒業証書授与式が行われました(3月5日)~

 3月5日(),本校メインアリーナにて,厳粛な雰囲気のなか,第68回高等学校卒業式が行われました。文武ともに充実した高校生活を送り,希望進路を実現した卒業生345名が本校を巣立っていきました。

        

 全員呼名のあと卒業証書が総代に手渡され,続いて学院賞・知事賞・私学協会賞・体育賞・文化賞が,その後皆勤賞(在学3年間・本学年間)・精勤賞(在学3年間・本学年間)が代表生徒に授与されました。学校長式辞では,孔子の『論語』の一節「学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)。」を紹介して,学んだ知識を活用し,その意味を問い直し,それらを完全に自分のものにすることの大切さを卒業生に伝えました。そしてこれからの人生において「昭和プライド」を持って生きることが必要であるとの話がありました。続いて来賓挨拶では,山本理事長・山﨑奨学会会長から祝辞がありました。最後に在校生代表の送辞に答えて,卒業生による答辞がありました。今回は送辞・答辞ともに男子生徒が行いました。堂々と,かつ感動的な答辞には,多くの生徒・保護者・教職員が目を泣きはらし,それが終わると式場全体に拍手が鳴り響きました。

     

  

  

  

  

 式終了後,各クラスに分かれて最後のホームルームが行われました。卒業証書や各賞が手渡され,クラス全員で過ごす最後の時間が刻一刻と過ぎ去っていくのを惜しんでいるようでした。卒業生は学院で培った自分の力を信じ、何事にもチャレンジして将来を開いて行ってくれるものと信じております。