6月21日(水)の午後、SAコースの中高生46名を対象に、早稲田大学理工学術院総合研究所主任研究員(研究院准教授)の田中香津生先生をお招きし、特別講義を開催しました。
冒頭で田中先生から「なぜ探究活動をするのか?」「研究能力とは?(いい研究とは?)」「どんな探究をしてみたい?」と問われた生徒たちは各々に自分なりの答えを考えつつ、田中先生の生い立ちや幼少期の興味関心、ここまでの研究活動などを聞き、徐々に先生の魅力や面白さに引き込まれていきました。
田中先生がこれまでに見たり聞いたり伴走してきた研究活動についての話では、いかに自分のテーマを突き詰めることが難しいことか、そのためにいかに経験が大事で、経験値の少ない中高生が取り組むことがどれだけ大変かが伝えられた時は教室が静かに、、、
しかしその後、調査活動についてのヒントやアドバイスを具体例などを交えて面白おかしくも真面目に紹介してくださり、一次情報にあたることの難しさや面白さなどについてもお話くださいました。
その後、実際に高校生の時に研究活動をしていた筑波大学4年の石田萌音さんが登場。高校の時の研究の様子や学会・発表会などの様子が伝えられ、「自分のテーマに夢中になってください」と心強い応援の言葉をいただきました。
最後の質疑応答では研究者のリアルに迫る質問や中高生らしい質問があり、あっという間に時間が来てしまいました。
田中先生、石田さん、本当にありがとうございました。