2014.10.17
第11回千葉県私学振興大会~私学教育を考える集い~が開催されました

 千葉県私学の厳しい経営環境を広く県民の皆様に理解していただくとともに,なお一層の私立学校教育振興を図るため,10月11日(土)に本年度も幕張メッセ国際会議場において,第11回千葉県私学振興大会開催されました。本大会への関心は非常に高く、当日は1400名を越える多くの関係者が会場につめかけました。本学院からは,奨学会の八田吉浩会長をはじめ,同会の文化教養部を中心とする保護者の方々35名と教職員が参加しました。

 

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 開会の辞に続き,主催者代表の千葉県私学中学高等学校協会 大羽 克弘 会長より,私立高校をめぐる情勢についての報告があり,保護者の負担を極力抑え,公立高校ではできない「私学ならではの教育」を進めて行きましょうと挨拶がありました。また、その中で保護者の教育費負担を軽減し,「私学経営の健全性」を高めるため、私学助成のさらなる拡大を訴える強いアピールがありました。

 

 これまで千葉県の私学助成は,長い間全国でも低い水準に置かれてきました。しかし平成21年度から県単独の上乗せ分が設定されて年々増額された結果、本年度は,ようやく全国の平均を上回りました。これも森田健作 千葉県知事・県議会議員の皆さま,また私学の振興を応援して下さった多くの保護者の皆さまの力によるものです。

 

 また当日は,私学教育の成果として,本年度の全国高等学校総合体育大会南関東大会で優勝・準優勝に輝いた選手たちが紹介され,さらに2020年東京オリンピックを目指すめざせ東京オリンピックちばジュニア特別強化指定選手」も紹介されました。本学院では,バスケットボール競技で4名,新体操で1名の生徒が指定を受けております。

 

 将来を担う子供たちを人間として豊かに成長させるため、私立学校が「建学の精神」に基づき,私学ならではの教育を行える充分な環境が整えられるよう,今後も粘り強く私学振興の運動を進めてまいります。保護者の皆さまのさらなるご支援をお願いいたします。