３月２１日(土)、中学校３年生が卒業を迎えました。今年度は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、卒業式を中止し、第３アリーナで卒業セレモニーが行われました。

　中学３年生と教員のみで行われたセレモニーは、いつもの雰囲気とは違う温かさが感じられるものでした。校長先生の話、卒業生代表の言葉のみのセレモニーでしたが、卒業生の想いのこもった言葉は、アリーナにいた一人ひとりに感動を与えました。

　セレモニー終了後、各クラスで卒業証書が渡され、担任・副担任から最後の言葉が贈られました。教室の黒板は、生徒たちの感謝の言葉で埋めつくされ、充実した３年間であったことが伝わってきました。

　教室で友だちと短い時間を過ごした後、エントランスホールから正門まで全職員に見送られながら、学校をあとにしました。正門を出てからも名残惜しそうに過ごす姿が印象的でした。

　今年度はこのような形の旅立ちとなりましたが、お子さまたちがそれぞれの夢に向かって、より充実した高校生活を送ってくれることを願っています。