生徒たちが楽しみにしていた夏休み、生徒自身が自分で計画して自主的に行動する機会の多くなる夏休み、予期せぬトラブルの起こることもあり注意して欲しいと思います。
　コミュニケーションツールとしてとても便利なスマホ・ケータイですが、正しく使用しないと事件やトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。本校では、毎年「ケータイ安全教室」を開催しています。今年も5月18日（木）に中学校の全生徒対象に、ＮＴＴドコモ　スマホ・ケータイ安全教室インストラクター　山﨑義道さんに講演していただきました。インターネットの４つの特徴（①世界中に公開　②情報がずっと残る　③情報が不確か　④匿名ではない）をヒントに、みんなで考えながら、個人の情報公開の怖さ・短い文字を使ったコミュニケーションの難しさ・利用の際の注意点を学びました。山﨑さんが始めにおっしゃった「世界とつながるスマートフォン」という言葉から「スマホを使うことはインターネットを使うこと・情報世界に身を置くことだ」ということを改めて認識させられ、決して忘れてはいけないと強く心に残りました。

　ネット社会の今、ネットリスクの知識やトラブルを回避する能力が今後ますます必要不可欠となります。トラブルを回避して身を守るための手段のひとつとして、フィルタリングサービスの設定があります。見たいサイト・使いたいアプリを親子で相談し、自分に合ったフィルタリングサービスを見つけることが大切です。是非この夏休み、ご家庭でもスマホ・ケータイ利用のルールについて話し合う機会をもうけて頂けたらと思います。