1月7日（土），第3学期始業式が行われました。大井校長先生の式辞では，冒頭に女子バスケ部のウィンターカップ3位入賞を讃えた後，次のようなお話がありました。

　いよいよ一般受験のシーズンに入ります。高校3年生は勝負の時です。すでに合格している人も，3年生みんなで戦う，「チーム昭和」で応援しているよという気持ちで，受験生を支えてあげてください。私も受験生の気持ちを代表して湯島天神に合格祈願に行きました。最後まであきらめずに頑張って下さい。全校生徒が応援しています。

　次に「不足を数えず，感謝に生きる」という言葉があります。「何かが足りない」「何かが欲しい」と何かを求めると，欲望が際限なく膨らんでいくことになります。でもそれでいいのでしょうか。ある時に我慢する，何事にも感謝をする気持ちが必要ではないでしょうか。作家の吉川英治は小説『宮本武蔵』の中で，武蔵に「われ以外みなわが師」という言葉を言わせています。そういう人に対して思いやる気持ちが大切ではないでしょうか。

　さらに「チーム昭和」の形は整ってきました。後は魂を入れるのみです。そうやって皆さんでいい昭和学院をつくっていきたいと思います。

　始業式後，女子バスケットボール部のウィンターカップ2016の3位入賞報告会が行われました。キャプテンの片野星さん（高3）による入賞報告に続いて，大井校長先生からのお話がありました。現チームの主力が夏前に怪我をし，インターハイはベスト16に終わりましたが，捲土重来を期して見事に3位入賞を果たしました。3位決定戦では多くの生徒が東京体育館に集まり，「チーム昭和」にふさわしい素晴らしい応援をみせてくれました。