2018.03.06
~平成29年度中学校ビブリオバトルが実施されました(2月28日)~

 2月28日(水)、中学校ビブリオバトルが伊藤記念ホールで行われました。ビブリオバトルとは書評合戦で、本校では自分が紹介したい本を持ち寄り、皆の前で自分の本を一人3分間で紹介し合い、それを聞いた人たちが最も読みたくなった本(チャンプ本)を投票で決定しています。

 

 中学校では毎日、朝の自習時間を「朝の読書」にあてています。1学期は自分の読みたい本、2学期は図書館で選んだ本、3学期は「読書の旅・羅針盤~おすすめ本100冊~」に掲載されている本を基本に20分間、各自が読書に取り組んできました。1学期の終わりにクラス内でビブリオバトルを行い、2学期の夏休み明け授業では、夏休みに読んだ本で1分間スピーチを行いました。そして3学期は、各学級の代表が伊藤記念ホールで中学生全員を前に紹介するクラスチャンプ本を選びました。

 

    

 

 クラス代表とあって、当日はどの生徒も生き生きと自分のおすすめ本を紹介していました。持ち時間の3分間をぴったり使い切るところもさすがでした。1分間の質問タイムでは、全校生徒の中から積極的に手があがり、深い質問もされますが、発表者はよく本を読み込んでいるため、はきはきと答えていました。最後に投票により学校代表チャンプが決定しました。代表チャンプとなった古川七菜子さんは、3月28日に上智大学で行われる「全国中学校ビブリオバトル決勝大会」に参加します。存分に力を発揮してきてほしいと思います。

 

 第1位 3年4組 古川 七菜子 チャンプ本 『つなぐ』(辻村深月)

 第2位 3年1組 五十嵐 えり 準チャンプ本 『浜村渚の計算ノート』(青柳碧人)

 第3位 3年2組 高橋 明里 『また、同じ夢を見ていた』(住野よる)