令和5年3月5日、第74回高等学校卒業証書授与式が行われました。高等学校3年生333名の晴れの門出です。
本年度の卒業式は、昨年度と異なり、卒業生はマスクを付けない形で、保護者と本校教職員が参加するという形で行われました。人数の関係で参加できない保護者の皆さまにおかれましては、ライブ配信という形でご観覧いただきました。卒業生の呼名が終わった後に卒業証書が授与され、続いて学院賞・知事賞・私学協会賞・私学連合会賞・皆勤賞・精勤賞・体育賞・文化賞が授与されました。
大井校長からは「先行き不透明な時代だからこそ、昭和プライドをもって明るく楽しく、人生を切り拓いていってほしい。」とする式辞がありました。続いて、卒業生代表による「卒業の言葉」がありました。今まで必死になって努力を続けてきても、新型コロナ感染防止を目的にすべての行事が中断に追い込まれてゆく苦しさが述べられました。かろうじて実施された学校行事でも多くの制限を受けましたが、わずかな時間を使って工夫を凝らし、絆を深めていった様子が語られました。当たり前の日常が当たり前ではないことを実感した3年間の中で、自分たちを支えてくれた友人や家族、先生方への感謝の思いが語られました。4月からの新生活が、大きく躍動したものになることを期待しています。