2026.02.18
~書家の派遣事業が実施されました(令和8年2月2日)~

 令和8年2月2日(月)3、4限に、書道I選択者(IA、AA)・書道研究部対象に、書家の鹿倉碩齋先生による特別授業が行われました。主催は日本書道文化協会で、若い世代への伝統的な書道の普及を図るために行われました。
 1時間目は、指導者の筆遣いや作品、書の名品を見て感性を養う「目習い」と実際に筆で文字を書く「手習い」の練習法のご説明から始まりました。そして、紀元前221年の製作とされる記念碑の一つ、「泰山刻石」を用いた「目習い」の学習法として、墨と修正液を使用した泰山刻石の復元を行いました。生徒の質問に対する細やかなご助言により、生徒たちも文字に対する理解を深めながら取り組むことができたようです。

  

  

  

 2時間目は、現在「漢字かな交じりの書」に挑戦している生徒に、「創作作品の制作方法」をご指導いただきました。墨量や線質を工夫した「昭和」の字をもとに「書表現」について学び、次に、生徒は好みの字体で「昭和」の草稿を作成しました。その草稿をもとに、生徒一人一人に手本を書いてくださった場面では、鹿倉先生の筆遣いを見逃さないように真剣な眼差しで見つめる生徒の姿が印象的でした。

  

 「昭和」の模範揮毫では、「昭」の一画目で見られた墨の飛沫に歓声が上がり、力強く、躍動感に満ちあふれた筆の動きに、生徒たちは心を揺さぶられていました。
 今回の特別授業を通して、生徒・教職員一同、「書」に感動を覚え、また、新たな「書」の魅力に気づくことができました。