12/26-29の3泊4日間、本校起業ゼミがwinter campを実施しました。
このイベントは昭和学院起業ゼミが中心となり、そこに大阪の香里ヌヴェール高校・追手門学院高校、さらに一般社団法人ゼロイチ・はたらく部(docomo×アルファドライブ)が加わる形で企画・運営した初のイベントです。
初日の12/26は有楽町にあるインキュベーションセンターSAAIを訪問し、キックオフを行いました。
起業家であり、EXILEの専属トレーナーなども務める吉田さんより起業とは何かについて、またご自身のキャリアや起業に至った経緯などについてご講演を頂きました。
また、本校の高大連携先でもあるiU情報経営イノベーション専門職大学より阿部川教授をお招きし、プレゼンの極意について特別授業をして頂きました。
さらに、4名の起業家さんをお招きしての少人数の座談会、はたらく部山本さんによるアイスブレイキングなどなど、盛りだくさんの初日となりました。
2日目は場所を渋谷に移し、NTT docomoさんのイベントスペース「ニカイエ」でワークショップを実施。
「最も遠くまで飛ぶ紙飛行機を作ろう!」というチームビルディングのワークショップから始まり、課題発見〜ラフな起業案ver.1の作成までを行いました。
ラフな案を携えての中間プレゼンでは、社会人メンターからシビアなフィードバックが。
「データはあるの?」「本当にそう言える?」などなど、大人でも怯むようなフィードバックも飛び交う中、真剣に、そして前向きに参加する生徒たちの様子が印象的でした。
3日目は、NewsPicksのオフィスへ。実業家の堀江貴文さんなどの番組の収録にも使われている「イケてる」オフィスに圧倒されている高校生たち。
しかしオフィスに見入っているのも束の間、前日に受けたフィードバックをもとに改善を進めました。
特に、「データドリブン」を意識し、丸の内の街中でアンケートやインタビューも実施。
顧客のインサイトに触れる貴重な経験となりました。
そして迎えた最終日。各チーム高校生とは思えない、素晴らしいピッチでした。
どのチームもしっかりと課題(=顧客の「不」)に向き合い、それをデータに基づいて分析し、対策を提案していました。
審査員・コメンテーターには起業家・VCのCEOなどが駆けつけ、ガチなフィードバックをもらえるという素晴らしい環境。
結果発表後には涙を流す生徒も何人も見られ、まさに涙あり、笑いあり、そして何より学びありの濃密な4日間となりました。
さらに、最後は『1分で話せ』『0秒で動け』などの数々のベストセラーで著名な伊藤羊一さん(武蔵野大学アントレプレナーシップ学部学部長)による「夢を語ろう」と題した特別講演も。
アントレ教育とは決して「起業家を育てる」ためだけのものではなりません。まさに、夢を見つけ、コトを起こし、社会課題解決と自己実現を目指すためのものです。
今回の参加者の生徒たちがこれから社会に出て、アントレプレナーシップをもって社会課題解決と自己実現を目指してくれることを切に願います。