令和4年3月19日(土)、前日の雨模様とは打って変わり、青天のもと、第75回昭和学院中学校卒業式が挙行されました。
新型コロナ感染防止のため、保護者のご参加は卒業生1名につき1名のみとなりました。この学年は、1年生の終わりに新型コロナ感染防止のため、急遽休校、オンライン授業となり、部活動でいよいよ活躍する2年生の時は多くの大会が中止に追い込まれてしまいました。学校行事も多くが見直されました。それでも創意工夫しながら学校生活を送り、本日の卒業式を迎えることになりました。
式が始まり、緊張の中卒業生の名前が一人一人読み上げられました。続いて卒業証書が一人一人手渡され、千葉県私立中学高等学校協会表彰、皆勤賞・精勤賞、体育賞の表彰がありました。学校長による式辞では、卒業生へのはなむけの言葉として、Mr.Childrenの「掌」(てのひら)の歌詞の一部が紹介されました。「一人一人の存在を認め合うような素敵なチームを作って欲しい」、それが式辞に込められたメッセージでした。
続いて在校生代表生徒からの「送ることば」があり、最後に卒業生代表による「卒業のことば」で締めくくられました。コロナ禍で主立った行事が軒並みなくなる中で、全国大会を目指してどうやってモチベーションを高めていったか、中3夏の全国大会での3位入賞の思い出、感染防止に注意を払った最後の宿泊訓練(マザー牧場とTDL)など、「最高の仲間との3年間」への思いがあふれる「卒業のことば」でした。
この学年が着ている制服は、この卒業生が最後です。次は真新しい制服に袖を通して、新学年を迎えることになります。これからも生徒が生き生きと学校生活を送ることができますように。