10月14日(水)総合探究・総合学習の時間に、中1~高1対象のオンライン講演会が開かれました。
講師は、2011年から2年間ジャマイカに「JICA海外協力隊」として赴任されていた宇井美佳氏(JISS/NTC)で、スポーツ隊員の仕事内容やジャマイカの国内事情などをお話ししてくださいました。
オリンピック選手を育成するにあたり、手作りの平均台や日本から寄付されたプロテクターを使ったりと、物が不足している分、あるものをシェアしたり、再利用したりして体操競技の指導をされていたそうです。
また、アジア人ということで不平等を感じることもあり、その経験から「日本のことをきちんと説明できる知識を持つ」、「相手の状況を理解する」、この2つの重要性を感じたとおっしゃっていました。
質問タイムでは、ジャマイカの生活事情やJICAに入ろうと思ったきっかけなどを積極的に質問している生徒たちの姿を見ることができ嬉しかったです。
講演の最後に、「私に出来ることは何かある。身近にも、遠くにも。」というメッセージとともに、生徒たちに後悔しない選択するために頑張ってほしいとエールを送ってくださいました。