12月12日(木)、第13回SGアカデミー:未来講座が開かれました。今回の講師は、町田修一さん(順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科)に「生きる力を育むスポーツ科学」と題するご講演をいただきました。スポーツ科学の立場から、近年急速に子どもたちの体力が落ちている現状を鑑みて、日常生活を見直すことがいかに大切か、ご教示いただきました。そのキーワードが「適応力」です。色々なストレスや環境の変化に対して、変わっていける力のことです。体力、適応力は「生きる力」と言い換えることもできます。これは普段の生活から、中学生・高校生の頃から始まっています。今見えている私たちの体力はごく一部、氷山の一角にすぎません。けれどもそれを形作っているのは、普段の生活習慣です。5分だけでも何かしてみようという気持ちが大切です。日常生活を見直し、適度な負荷をかけて、いまよりも高いレベルを目指して欲しいというお話がありました。